『言語政策』13 (2017年3月31日発行)
目次
研究論文
国家語の概念小史 ―19世紀半ばから20世紀前半のドイツ語圏、保科孝一、田中克彦までにおける― 西島 佑
19世紀中葉の厦門におけるプロテスタント宣教師による言語教育 ―中国における言語改革の起点として― 赤桐 敦
言語の地位計画にみるベラルーシの国家語政策 ―ベラルーシ語とロシア語の法的地位をめぐって― 清沢紫織
国際ボランティア日本語教師の帰国後の社会包摂 ―青年海外協力隊の応募者減少問題に着目して― 平畑奈美
特別寄稿論文
解説 トリュショ(Truchot)論考の意義 ―高等教育の「英語化」に対する警鐘― 古石篤子
論文 ヨーロッパにおける高等教育の国際化、英語化、公共政策 クロード・トリュショ(訳 古石篤子)
調査報告
福建語境界意識の連続体 ―方言区画と方言イメージ― 井上史雄
書評
清田淳子(編) 『外国から来た子どもの学びを支える 公立中学校における母語を活用した学習支援の可能性』 大山万容
新刊紹介