設立趣旨

人間にとって言語ほど大切なものはありません。また、言語ほど愛着を感じる対象もないで しょう。人間がこれを鍛えることは当然です。我々はことばの問題を意識し、それを評価し、調整の計画を立てて、それを行動に移します。この行動は個人ある いは種々の団体のものであったり、国全体のレベルで行われたりします。

また、問題の種類は、日本語そのものに関する問題をはじめ、日本で使われる他の言語、あるいは日本人が外国との接触で用いる言語まで含まれます。我々は 世界の言語問題に無関心でいるわけにはいきません。さらに、狭い意味での言語の問題だけでなく、コミュニケーションとインターアクション一般の問題を考察 する必要もあります。しかし、日本の社会では、人々は国内あるいは国外での言語問題にまだ目覚めていません。

本研究会は、言語問題への意識を高めつつ、それが言語政策、言語教育関係団体や個人の行動にどのように現れているか、あるいはそれにどのように対応すべきかを討議するための学際的な研究の場を作ることを目的とします。

1999年2月