※追加分の定員に達したため応募を締め切りました
2022年度、日本言語政策学会（JALP）では特別セミナー「言語政策研究への案内」を第１部全６回、第２部全４回、オンラインで実施いたします。この度、第１部の参加募集を行い、ご好評につき定員に達しましたが、若干名の追加募集をすることになりましたのでお知らせいたします。あと数名分余裕がございますので、参加を希望される方は、お早めにご応募ください。
趣旨：日本言語政策学会では、研究大会の開催、学会誌、ニューズレターの出版物の刊行を行い、21世紀の国境を越えた人びとの移動、IT技術の発達、日本社会の多様化などに関わる喫緊の言語問題に対して会員間の研究活動を支援し、さらに社会や政府への働きかけを行ってまいりました。しかしながら言語問題は多岐にわたり、個別の課題の報告や提案が活発であるだけに、言語政策研究の全体像が見えにくくなってきているようにも思います。
本特別セミナー「言語政策研究への案内」では、第1部6回、第2部4回の全10回の講義を企画し、日本における言語政策研究の全体をできる限り展望する目的で開催いたします。特に学生の皆様、若手研究者の皆様に参加していただき、活発な質疑応答をお願いしたいと思っています。
・募集人数：先着順で若干名（原則として第1部6回すべて受講できる方を優先します）
・応募締切：定員に達し次第随時締切ます
・受講料
JALP会員は無料
JALP非会員のうち、大学生・大学院生は無料です。
一般の方は第１部3000円、第２部2000円（ただし、第１部を受講した方で引き続き
第２部も受講する場合は第２部は無料とします）
・応募方法：以下のリンク先、Google Formでご応募ください。
https://forms.gle/TRReiTWXXNvvQ3Rt5
受講料のお支払い方法は、応募受付後に別途ご案内します。
・スケジュール
第１回 9月24日（土） 11:00-12:30
「言語政策の基礎１：言語の地位―流動化する地位をめぐって」
山川和彦（麗澤大学教授）
第２回 10月29日（土） 13:30-15:00
「言語政策の基礎２：言語の近代化、標準化―言語に機能を担わせ整える
原隆幸（鹿児島大学准教授）
第３回 11月12日（土） 13:30-15:00
「言語政策の基礎３：異言語間コミュニケーションーグローバル化時代に求められる
言語政策の特徴」
サウクエン・ファン（神田外語大学教授）
第４回 11月26日（土） 13:30-15:00
「言語政策のプロセス1：言語問題から政策課題の設定へ―当事者の問題性から
社会実践に向けて」
高民定（千葉大学准教授）
第５回 12月10日（土） 13:30-15:00
「言語政策のプロセス2：政策課題から政策決定へ―言語政策にみる政策プロセスと
政策主体の問題」
上村圭介（大東文化大学教授）
第６回 12月24日（土） 13:30-15:00
「言語政策のプロセス3：言語政策の評価―どのような観点から評価するのか」
嶋津拓（埼玉大学教授）