『言語政策』17(2021年3月31日発行)

目次

研究論文

小学校の外国語指導助手(ALT)はモノリンガルか―単一言語教育に従う複言語話者の位相 ピアース ダニエル ロイ

スイス連邦における1970 年代後半から1990年代前半の第二国語教育政策―複言語主義の展開 藤井 碧

研究ノート

「共通語としての日本語」という議論の変遷―土居光知の 「基礎日本語」と〈やさしい日本語〉の比較から キム ダソム

東京を拠点とする韓国伝統芸能従事者の言語への態度―言語政策研究への発展可能性の検討 猿橋順子・飯野公一・境 一三

中華人民共和国の「普通話の普及による脱貧困という難題攻略」について 小田 格

調査報告

対馬における観光施設の案内板の韓国語解説文の現状と課題 長谷川 由起子

ドイツにおける「第2言語としてのドイツ語」教員養成・研修 平高 史也

書評

Stephanie Ann Houghton and Kayoko Hashimoto (eds.) (2018) Towards Post Native
Speakerism: Dynamics and Shifts
, Springer Nature, 261p. ピアース ダニエル ロイ

Goro Christoph Kimura and Lisa Fairbrother (eds.) (2020) A Language Management
Approach to Language Problems: Integrating Macro and Micro Dimensions
,
John Benjamins Publishing Company, 273p. 根本 浩行

新刊紹介

酒井順一郎著『日本語を学ぶ中国八路軍 我ガ軍ハ日本下士兵ヲ殺害セズ』ひつじ書房(
2020)、166頁 赤桐 敦

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