日本言語政策学会第22回研究大会のご案内

日本言語政策学会では、第22回研究大会を2020年6月13日、14日の2日間の日程で神田外語大学(千葉県千葉市美浜区)にて開催することとなりました。詳しくは以下のご案内をご参照ください。皆様のご参加と、研究発表の応募をお待ちしています。

■大会テーマ:2050年へ向けた日本の言語政策

■趣旨:2050年には、日本の総人口は1億人を切ると予測されている。政府は、この人口減少に伴う労働力の不足を解消することを最大の目的に、外国人材の前向きな受け入れに舵を切った。政府の政策的な見通しでは、今後比較的長期間または生涯日本で暮らす外国人住民が増えていくと予想されている。2020年に30歳で就職した外国人留学生は、2050年には60歳になる。このとき、このような人たちを踏まえた日本の社会統合や多文化共生には何が求められるのか。それに合わせてどのような言語政策が求められるのか。日本言語政策学会では、過去2回の研究大会において、人口減少に伴う社会変動、それを受けた言語政策の転換点といったテーマを扱ってきた。第22回研究大会ではこれまでの議論を踏まえ、 30年後の社会の姿から逆算して、これからの30年に求められる言語政策を論じるものとしたい。

■日程:2020年6月13日(土)、14日(日)
■会場:神田外語大学(千葉県千葉市美浜区若葉1-4-1)
■参加費:会員・大学院生1,000円、非会員2,000円、学部生無料
 ※事前の参加申し込みはありません。当日受付でお申し込みください。
■発表の応募:別途ご案内する「発表募集のお知らせ」をご覧ください。

■プログラム(予定)
○6月13日(土)
 12:00-    受付開始
 13:00-14:30 口頭発表1
 14:30-14:45 休憩
 14:45-16:15 口頭発表2
 16:15-16:30 休憩
 16:30-18:00 パネル
 18:30-20:30 懇親会

○6月14日(日)
 10:30-    受付開始
 11:00-12:00 ポスター発表、WiPセッション
 12:00-13:00 休憩
 13:00-13:30 会長挨拶、会場校挨拶、授賞式
 13:30-16:00 基調講演、シンポジウム
 16:00-16:30 総会
※時間枠を含むプログラムについては変更することがあります。

■備考
・今大会では、口頭発表とパネルを初日に実施します。採択予定の発表件数は従来と同程度を見込んでいます。
・全大会に引き続き、グループ単位の応募が可能なパネル発表の場を設けます。特に、今大会のテーマに関わるパネルの応募を歓迎します。
・英語による発表を募集します。海外在住の研究者の方、国内の留学生の方の応募を歓迎します。
・今大会もWiPセッション(Work in Progress/Practice)を設けます。大学院生、若手、初めて発表される方を優先します。会員が担当するゼミや演習からの応募を歓迎します。
 応募時期は2020年4月を予定しています。

■お問い合わせ:日本言語政策学会大会委員会(jalp.taikai@gmail.com)

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